浅漬け

2023年07月05日

10年ほど前から

時々自分で柴漬けを作るようになりました

毎年必ずというわけではないのですが

気が向くと1シーズンに2~3度柴漬けを作ります

今スーパーに赤しそが並ぶようになったので

どうしようか迷っています


赤しその葉を塩で揉み

水気を絞った後ほかの下漬けした野菜と一緒に

調味料を入れて混ぜるのですが

酢が入ると色が鮮やかになるところが好きで

毎回ワクワクします


本来の柴漬けは浅漬けではなかったと思いますが

家庭で食べるので塩を控え

ある程度日持ちがすれば良しとしています



柴漬けに限らず旬に大量に出回っている野菜を

浅漬けにしておくと

食事の際に一品として使えて便利なので

思いつくと仕込みます

それに繊維質も沢山とれます


ぬか漬けはぬかの栄養素を野菜が吸収して

健康に良いと言うのは判っているのですが

毎日ぬかの手入れをするのが

私の性格上難しいので手を出しません:oops:




朝採りトウモロコシ

2023年07月04日

Facebookにあげたきり

こちらに出すのを忘れていました

6月29日から店頭で朝採りトウモロコシの販売を始めています

品種は「おおもの」

甘みも充分です


良かった良かったと思っていたのも束の間

猪害にあってしまい

2・3日出荷が出来ないと連絡が入りました

猪には何度か悔しい思いをしています

見事に一番美味しいところを食べられてしまうのです

筍でもそうでしたが

筍の様子を見て翌朝掘るのが良いと思っていると

その日の晩から朝にかけて食べられてしまうと聞きました

朝 掘りに行くとちょうど良い物は食べられてしまっているのです

トウモロコシもその状態だったようで

まだ若い物には手を付けていないようです


別の人から聞いた話によると

猪は畑の外縁には手をつけず中のほうを食べるので

外から見ただけではわからないことが多いそうです

その人は鹿害にもあっていて

鹿の場合は外側から農作物も雑草もみな食べていくという事でした

トウモロコシの畑があるあたりは今

クマの目撃情報も頻発しています

人が多くいて声が聞こえれば近づいてこないと思いますが

収穫に携わる人に怪我がないよう祈ります



赤城山

2023年06月11日

新坂平2023-3新坂平2023

赤城山は前橋市民にとってはアイデンティティーの一部です

この地に生まれて朝に夕に自然と目に入ってくる山です



東京の大学に通っていたころ

休みに帰郷する際に

電車の窓から赤城山が見えてくるとホッとしました



この地域に生活していると

否応なく赤城に登る機会があります

小学校・中学校での遠足や林間学校

高校の赤城登山

子供が幼稚園に行くようになると

子供の遠足も赤城山でした


この写真は赤城山頂の大沼へ行く手前にある

白樺牧場(新坂平)の六月の景色です

ぎりぎりピークを超えたあたりでしたが

ツツジの群生が見事でした



登山をしても今の時期そこここにツツジが咲き

目を楽しませてくれますが

この白樺牧場一帯のボリュームは圧巻です


この場所はJR前橋駅から赤城山頂まで続く県道沿いにあるので

ドライブにはうってつけです

曲がりくねった山道を車で登って来て

ぱあっと視界が開けて目に入るツツジの群落は

見るたびに思わず「わあっ」と声が出てしまいます

観光案内所があるので駐車場もトイレも売店もあります


周辺にはちょっとしたハイキングコースも多い場所です

ちょっと踏み込めばまた違った景色が広がります

前橋駅からバスも出ています

一度見に来ませんか?


会長

2023年05月02日

助次郎帳面

四月、たむらやの会長が亡くなりました。

常に考え、そして行動する人でした。

第一線を退いてからも自分のライフワークとして

漬物や乳酸菌・酵母菌の研究を続けていました。

それは平成25年に自損事故で両足切断という大怪我をした後も

変わることはありませんでした。


またそれだけでなく自宅の周囲の整備や家の中

自分の生活する範囲すべてを

より使いやすくするために考え動いていました

あらゆる方向に思考をめぐらし

自分が考えることを実現するための努力を怠らない

稀有な人だったと思います。


会長の机を整理していたとき

初代助次郎の帳面が出てきました。

会長が6~7歳の時に亡くなっていますが

逸話の多い人で会長の記憶の中では

大きな存在だったと思います。


日常的に使う物と一緒にこの帳面がしまってあったのは

相応の思い入れがあったのだと感じます。

私にとって曾祖父にあたりますが

一度も会ったことのない人の人物像が

私の中にしっかりとした形をもって植え付けられているのは

会長の持つイメージを私が受け継いでいるのかもしれません。



会長はあまり一般的な遊びは好まず

飲み会やゴルフなどで出ることは滅多にない人でしたが

人と関わることは好きなようで

多くの人と分け隔てなく付き合っていました。



告別式には多くの人にご参列いただきました。

ありがとうございました。



香り

2023年04月02日

ずいぶんと暖かくなってきました

直売所の野菜も茄子やキュウリが増えてきました

大根や白菜は姿を消し

キャベツとレタスが場所をとっています



葉物はアブラナ、ほうれん草、小松菜などの隣に

パクチーが並んでいます

あまり使う機会はありませんが

エスニック風に仕上げたいときには使います

以前は日本のスーパーでは見ない野菜でしたが

手に入れるのにさほど苦労しない程度には一般的になりました



40年ほど前

台湾の度小月で台南担仔麺を食べたときに

香菜として認識したのですが

おそらく初めて食べたと思われるのに

同じ匂いの記憶があるのが不思議でした


どこでその匂いを体験したのか覚えていませんが

洋食でもコリアンダーとして使われていますし

カレーのスパイスにも含まれているようなので

どこかで食べていたのだろうと結論付けました

嗅覚というのは不思議なものです


白菜の花芽

2023年04月01日

タラの芽を頂いた時

一緒に白菜の花芽を頂きました

まあ見た目はそのままアブラナなのですが

これも茹でて昆布醤油で頂きました

甘味があって美味しい青菜です


白菜はアブラナ科の野菜で

他にも大根やブロッコリー、

キャベツやカブ、などたくさんあります


日本にはもともとアブラナ科の植物が多かったため

明治時代に白菜が日本に入ってきたとき

自前で種を採ろうとしても

ほかのアブラナ科の植物と交雑してしまい

なかなか種が採れなかったと言います


白菜の花芽が美味しいというのは

以前から聞いていました

白菜農家には周知の事だったのでしょう

最近テレビでも白菜の花芽を作って出荷している農家が

取り上げられていました


群馬県ではアブラナを

ホウレンソウや小松菜と同じように茹でて食べます


全国的には「菜花・ナバナ」として

15センチ位に切った花芽の部分が

束ねて売られていますが

このあたりではもっと長く伸びた

アブラナを「かき菜」とか「摘み菜」などと

生産者が名付けて販売しています



またここ最近たむらやの畑で栽培している

群馬の伝統野菜である「田口菜」もアブラナです



タラの芽

2023年04月01日

昨日かなり長く伸びたタラの芽を頂きました

これをどうやって料理するのが良いのかわかりません

検索すると出てくるレシピは

小さくて手ごろなサイズのタラの芽を

揚げるレシピがほとんどです



まあ良いやと茹でてお浸しにしてみました

お気に入りのつゆの素を薄めて浸けただけですが

なかなか良い出来上がりです


私は苦みの強い物は苦手なのですが

ほろ苦い加減がいかにも春らしく

この苦みが良いと思える程度の仕上がりで

少し気をよくしています





山椒の葉

2023年03月28日

以前作っていた「山椒の浅炊き」は

発売当初、私自身も山に入り山椒の葉を採りました

社長の実家の所有する山林の木々の陰に

山椒の木が自生しているのでその葉を摘みます



口で言うと簡単ですが斜面に落ち葉や枯れ枝や雑草が積もり

岩や朽ち木も横たわっていたりします

足場が悪く移動するのに予想外に時間がかかります

そのうえ棘のある山椒の木から葉を摘むのは

そんなに簡単な作業ではありません



庭の山椒の木からあしらいに使う木の芽を摘むのは

なんてことない片手間仕事ですが

炊くために摘む山椒の葉は作業の難しさから考えると

気の遠くなるような仕事でした



その頃まだ元気だった義母が手伝ってくれましたが

七十を過ぎた義母が足場の悪い中を

まるで舗装道路を歩くのと同じペースで動くのを見て

びっくりしました



義母は山に入るのが好きで

周りの心配をよそに山菜取りによく山に入っていたようで

慣れた作業で葉を摘むのも早く

私は太刀打ちできません



なぜ山林の中で山椒を取るかと言えば

木の陰に自生している山椒の葉が

柔らかくて美味しいからですが

作業効率から考えると割高です



自分で何度か体験してみてよくわかりますが

経験のない人にやってもらっても

時間当たり採取できる量はごくわずかです

慣れた人の三分の一くらいしか私は摘めなかったのです



もともと山での採取に慣れた人でないと

勤まらない仕事です

微々たる量しか採れなければ

こちらで買い取るにしても大した金額になりません


農家のお年寄りで山に入って

普通に山菜を採取している方たちに

山椒を採ってもらっていましたが

そういった習慣のある世代はもう皆さん体が利かなくなり

若い世代でそれをやろうという人は

もういないでしょうね




蕗味噌

2023年03月27日

この時期「たむらや」ではごくわずかですが

「蕗味噌」を作って販売します

本当に僅かな量なので

出したらすぐに売り切れ状態です



以前はもう少し多めに作っていたのですが

蕗の薹を手に入れるのが難しくなり

手に入った量だけ作るようになってしまいました

待っているお客様がいらっしゃるので

連絡のつく方にはお知らせしますが

登録のない方はどうしようもありません



同様に以前「山椒の浅炊き」があったのですが

近隣の山間部で若い山椒(木の芽)を取ってくれる人が

とうとう居なくなってしまったので

販売終了してしまいました



今残っているのは地場の新筍を使った

みそ漬がありますが

こちらも掘り手の確保とイノシシとの争奪戦もあり

思うようにはいきません


その時期になれば食べたくなるものがあります

いつまで作れるでしょうか

干し芋切り落とし

2023年03月19日

干し芋の製造工程で成形する際

切り落としの部分が出るのですが

それも乾燥させます


正規品と同じ芋から出た物で

糖度も色も同じですが恰好が悪い部分です

これを「切り落とし」として

販売しているのですが

形と多少の硬さのばらつきがあるだけで

美味しいのです



特に一番端の部分がねっとりと柔らかく

口当たりが良いので

私は正規品よりも好きです


値段もお得感があるので

こちらのほうを買っていくお客様も多く

正規品は人にあげるときのために購入し

自宅用は「切り落とし」という人も珍しくないようです