2024年03月28日

以前栄養素の整った食事を提唱していた先生が

「一般の人には量の概念が欠落している

と話していらっしゃいました

栄養素を取り込んで健康を維持するためには

必要な量を確実に取り込まなければなりません

バランスをとるというならば

それぞれの栄養素の所要量を把握して

過不足なく取り込む必要があります

でも実際には必要量には遠く及ばないのに

食べたから健康に良いと納得する人が圧倒的です


これが食品添加物の場合逆に働きます

本来一生食べ続けても健康面に影響が出ないように

使用料が設定されている添加物ですが

「使っている」それだけで

悪者扱いをされることも珍しくありません


昔から、習慣的に食べているもの

通常の野菜や肉や魚、海藻、山菜などは

明らかに毒があると経験上知られている物はみな避けますが

その他は頓着なく食べています

添加物のような人工的に合成されてできた物は

細かく研究されて使用基準が設定されていますが

習慣的に食べているものにはその研究がされていません



以前読んだ本の中に

クウェートの科学者が玉ねぎを添加物として使う場合の

使用量を計算したという話がありました

結果、日々の食事に使用できる量は

カレー一皿あたり16ミリグラムという量でした

添加物としての使用目的が

なんであったかは覚えていませんが

食材を添加物と同じ視点で考えると

こんな結果になるというのがかなり衝撃でした


カレーの名店や大手メーカーのレトルト商品

高級レストランのメニューも

軒並み販売中止になりそうですね


赤城山

2024年02月26日

赤城山

今朝の赤城山です

すっかり白くなっています。

赤城山にこれだけ雪が降ると

平野部も本格的に寒くなります

からっ風とのダブルパンチです


山林の上に積もった雪が下に落ちて

午後になると下界からは

雪があまり目立たなくなってくるのですが

登っていくと別世界です

行きませんけど

無農薬無添加

2024年02月05日

私は無農薬無添加を謳う商品には懐疑的です


深い知識と高い技術を持ち

その上で困難を乗り越えて

無農薬無添加で安全で美味しく

日持ちもする物を作ろうとする人もいると思うので

そんな方々の成果は楽しみですが

安易に無農薬無添加を謳いたがる人が多いとも感じています

無農薬無添加だから安全安心と謳うのは

食に関する知識に欠けていると思います


自然とは決して人に優しいものではありません

科学の発達は自然との闘いだったはずです

実際、現代でも食品関連の健康被害は

圧倒的に食中毒菌や自然毒が原因です

その食中毒菌を抑えるために添加物が作り出され

それを使用して一定期間の品質が保たれています


以前から明らかな発がん性と

実際の健康被害を指摘されていたものが

たばことアルコールです

データでも検証されていることで生活への影響度を考えると

添加物の比ではありません


でもマスメディアの取り上げ方や

一般消費者の認識はかなり偏ったバイアスがかかっていて

多数派の認識を覆すことは難しいです


飲酒と喫煙は本人の自覚のもとでコントロールするべき問題なので

ことさら目の敵にするつもりはありません

煙草に関しては周囲にも影響があるので

私のそばで匂いをさせないでほしいとは思いますが

喫煙者を殊更責める気もありません

でも健康被害があるのは明らかですし

アルコールにも発がん性があるのは歴然としています


大分前の事ですが

当店にお越しになったお客様が

みそ漬に着色料は使っていないのかと

ずいぶんこだわって質問した方がいらっしゃいました

結局みそ漬は買わずに何を買ったかと言いますと

鮮やかなピンクの桜大根をお買い上げになりました


会計をしながら私の頭の中には?マークがいくつも浮かびました

聞くまでもなく人口着色料使用は一目瞭然です

なのに何故?


人の頭の中は合理的に整然と整っているわけではありません

私自身、考えている事と行動がしばしば矛盾していることもあり

それは充分認識しているつもりです

頭の中では保存料や着色料を危険視していても

日常的に食べている物に関しては意識のハードルが下がる

あるいは好きな物に関しても同様でしょう

これも正常性バイアスの内なのでしょうか


そんな科学的には まとまりのない食生活でも

ほとんどの人は大過なく暮らし

平均寿命をここまで伸ばしてきたのですから

あまり神経質になる必要もないと私は考えています。




寒いです

2024年01月09日

お地蔵さん

元の本店の脇にあるお地蔵様です。

延命地蔵としてある程度知られたお地蔵さまです

石鉢

そのわきの石鉢に氷が張っていました


今日は前橋市の初市の日です

地元の神社で初市の最初に行われる

お焚き上げをしてもらうために

今年の分のだるまやお札・松飾り等を持って

少し早めに出かけました


お焚き上げが始まるのは10時なのですが

その時間には居られないので

神社の境内に設けられた

お焚き上げをする縁起物の置き場に

置いて来るだけです


もうすでに前橋市の役所の人達や

近隣の各町内の自治会の役員さん達が

集まり始めていました


初詣をしていなかったので

本殿にお参りして帰りました


周辺では露天商の人達や、だるま屋さん達が

寒い中 屋台や売り場づくりに忙しそうです


蝋梅

2024年01月03日

蝋梅

若宮店のお隣の蝋梅が今年も花を咲かせて

良い香りを漂わせています


ですがここのところ気になるのが

葉がだいぶ残っている事です

以前はすっかり葉が落ちてから

花を咲かせていたのですが

ここ数年葉が残ったままです


良いのか悪いのか

ずぶの素人の私には判断が付きませんが

最近の気候の異常さも相まって

あまり良い気がしません

せっかくの蝋梅の香りも

素直に楽しめないのが悲しいですね


冬野菜

2024年01月03日

国府白菜

年を越す前ですが

国府白菜を買ってきました

大きくてずっしりと重く締まっています

塩漬けにしても美味しいし

もちろん鍋でも食べます


その上もう一株白菜をもらって

少し途方に暮れています

馬山地区の下仁田葱も頂いたので

鍋料理はもう当たり前にやる方向です


なので元日の夜はしゃぶしゃぶでした

我が家のしゃぶしゃぶやすき焼きは肉も用意しますが

野菜の量がとにかく多いので

ほとんど普通の鍋と同じ外観になります


それ以前にスープにしたり

中華風に海老やホタテと煮て餡掛けにしたりしたのに

まだやっと一株が終わったところです

やっぱり漬物にするべきだなと思っているのですが

一番大きな漬物器が去年壊れてしまったので

さて何を使って漬けようかと悩んでいます


JAの直売所には

白菜に葱に大根にブロッコリー

セリや春菊、ほうれん草に水菜に

キノコ類もすごいボリュームで並んでいます

果物類は苺が平台のかなりの面積を占めています


下仁田葱でなく普通の長ネギも

引き締まった美味しそうな葱ばかりです

ぶつ切りにして焼いただけでも美味しいネギです

三が日が過ぎて例年の前橋ならば

これからどんどん寒さが増していきます

冬野菜も美味しさが増していきます

群馬の野菜の本領はまだまだこれからです


干し芋

2023年12月03日

昨年から販売を始めた干し芋が

今年も販売開始になりました


温かい気温が続きなかなかサツマイモの糖度が上がらず

予定より半月以上遅れての販売です。

冷蔵庫での温度管理もしているのですが

やはり周囲の気温が影響すると見えて

寒くなってからやっと基準の糖度になってきました


今のところ従来の物よりは柔らかい干し芋といった感じですが

これからどんどん糖度が上がりねっとり感が増してきます

サツマイモの収量も充分ですので

より沢山の干し芋をお届けできると思います


ワールドカップ日本代表の

栄養補助食品としても採用されている干し芋です

最近のサツマイモブームもあって

干し芋の食べ方にもバリエーションが出てきましたね

色々試していただきたいと思います


2023年10月09日

朝から雨です。本降りです

気温も今日の最高気温が17℃という事で

いきなり晩秋の服装です

ずっと暑さ対策向きの意識でいたので

感覚が遅れ気味です


前橋は昨日まで前橋祭りで賑わっていました

中止の年があり、web開催の年があり

ようやく通常の前橋祭りに近い開催です


あいにく私は祭りの間 中心街には居られないのですが

周辺で山車の移動をみたり

揃いの法被姿の集団を見たり

あゝお祭りだなあと思うシーンに頻繁に出くわしました


それも終わって翌日にこれだけの雨が降ると

祭りの後の侘しさなど 一気に押し流されます

いつもお祭りの後は雑多な匂いが残っていて

少々気になっていたのですが

今年はすっかり洗い流されてしまいました

あまりにスコーンと切り替わると味気ない気もしますが

今日の寒さと相まって 一気に冬に突入の気配です




2023年09月25日

お彼岸も中日を過ぎてから

墓参に行きました

いくらか気温も落ち着いてきて

霊園が赤城山のやや高いところにあるので

日陰を歩くと心地よい天気です



ゆっくり歩きながら会話している年配のご夫婦や

ワイワイとお子さん連れて三世代で来ている御宅もあります

こういう習慣は大事にしている家が多いのだなと感じます

普段忘れている祖霊や故人に思いをはせる一瞬です







仕事の中身

2023年08月20日

最近眼鏡を新しくしました

白内障の手術をしたので

裸眼でも普段の生活に支障はなくなったのですが

車の運転をする際、遠くの案内表示が見にくいので

処方箋をもらい眼鏡を作りました


今までお世話になっていた眼鏡屋さんはちょっと遠いので

近くの眼鏡屋さんで作ってもらいました

びっくりするくらい簡単に事が進み

一週間後受け取りに行ったらポンと渡され

それで御仕舞いです


別に対応が不愉快なわけでもありません

いたってフランクで親しみやすいご主人で

それに対しては文句も無いのですが

実際にその眼鏡を使ってみて

・・・・普通に使えるのですが

表現しずらい違和感があります

今までお世話になっていたお店は

非常に丁寧に微調整を繰り返してから

私の手元に眼鏡が来ました


何を見るかというとおそらくですが

私の両眼の瞳孔の間隔と物を見るときの両瞳の動きを

チェックされていたと思います

レンズがメーカーから届いた後も

店主が確認して微調整して

やっと手渡される流れでした

多分その微調整の分が私の感じている違和感なのでしょう


身内に新盆があり

焼香に伺った先で話をしていると

相手の携帯が鳴りました

その電話が済んだあと

「仕事の電話なの?お盆も休めないのねえ」と

話を振ると相手は知らない人で

見積もりを欲しいという内容だと言います

過日の雹被害が尾を引いていて

板金の仕事をしている彼のところも大分問い合わせが多いそうで

ただいつも来てくれるお客以外はあまり相手にしたくないと言います


何軒も見積もりを取り金額だけで判断して

安いところに依頼をする人が多いそうで

見積書に記入してある内容は見てくれないのだと言います

振り回されるのは嫌なので値段だけが判断基準の依頼は

△△△に行けば安くやってくれますよと

他のところを紹介するそうです


仕事の内容の善し悪しは

常日頃から付き合っていないと見えてきません

私自身も人から

「〇〇のほうが安いよ」と教えられることはよくあるのですが

簡単に替える気になれないのは

形や数字にしにくい微妙な部分があるからです