冬場なので下仁田葱に続いて葱の話題です
以前、暮れになると埼玉の取引先から
深谷葱を頂いていた時期がありました
深谷も葱の産地として有名です
頂いた葱も繊維が柔らかく
美味しかったのを覚えています
後から色々と深谷葱に関する話を聞く機会があって
深谷市の新戒地区の葱が別格で美味しいと教わりました
やはり農産物は土壌の影響が大きいのですね
農家は主な栽培品以外に自家消費するための畑を作り
色々なものを栽培していますが
それらを頂くことも多く
しかもそれがとても美味しかったりします
時に名の知れたブランド野菜より
はるかに美味しいときもあります
自分の作った農産物を
ブランド化することが得意な農家はめったにないですが
つくづく職人なんだなあと感じる瞬間です
それとも土壌が良いのでしょうか
前橋市の大胡地区にごく一部
抜きんでて良い大根が取れる土地があるそうなのですが
ほとんど話題に上りません
古代の地層が露出しているとかでその部分でだけ
秀逸な大根ができると当社の会長は言います
農地がどんどん住宅地に変わっていきます
家が建ってしまえばそんな事
誰も思い出さなくなってしまうでしょう