「国府白菜」の回で
「馬山地区産下仁田葱」を出しましたが
この馬山地区というのは
もともとの下仁田葱の産地です
昔、下仁田葱はこの地区でないと
出来なかったと聞いています
他の地域に種をまいても
同じ物にならないという話でした
品種改良が進み馬山地区以外の地域でも
下仁田葱の栽培ができるようになり
普通にスーパーに並ぶようになりました
こだわりの強い八百屋に並んでいた
昔の「馬山地区産下仁田葱」は
畑で青みの部分が枯れて茶色くなったころ収穫されて
店頭に並んだ時は見た目は決して良くないのですが
白身の部分が太く固く締まっていて
結構な存在感でした
下仁田葱は生でかじると辛みが非常に強いのですが
加熱するとそれが甘味に変わります
鍋にするのが最適ですが
これをぶつ切りにして天ぷらにしたり
じっくり焼いて食べても本当に美味しいネギです
馬山地区では今でも下仁田葱の出荷は
12月1日を解禁日としています