9月11日、消費者庁食品表示企画課が主催した「食品表示法」の説明会に
参加しました。
業界での関心度が高く初回申し込んだ時には、すぐに定員数に達してしまい
ました
残念だと思っていたら、消費者庁の担当者からメールがあり、
追加で説明会を開催するとの内容。
無事、11日に参加できました
当日は、だいぶ広い会場でしたがほぼ満席状態でした。
今回説明があった【食品表示法】制定は、食品衛生法、JAS法、健康増進法の
食品の表示に関する規定を統一して、一般消費者がより分かりやすく
食品選択をできるようにするためだと言う事でした。
食品表示を作成する側としても、法律によって違う表現方法だったり
都道府県によって見解が違うこともあり、食品表示は戸惑うことが多いです。
これから統一されることは嬉しいですが、指示を出す省庁がそれぞれ違うのは
やはり戸惑います。
内閣総理大臣が食品全般(消費者庁が委任)、農林水産大臣が酒類以外の食品、
財務大臣が酒類と分かれています。
また都道府県知事・保健所設定市等に、内閣総理大臣の一部権限を委任できる
そうです。
また、消費者が正確な判断や知識を身につけられるような活動も、
より一層強化するそうです。
いくら製造・販売する側が、詳しい情報を公開しても、正確な理解がなければ
意味がありません。
[ソルビン酸(保存料)とソルビット(甘味料)が同じだと思っている人が多いと
他の説明会で聞きました]
やはり、これからは消費者もメディアの情報だけではなく
自分で正確な情報を積極的に得る努力が必要な時代なんだと感じました。
たむらやでは、定期的に行われている群馬県主催の「適正表示推進者育成講習会」に
積極的に従業員を参加させています。
すべての内容を理解するのは、1日だけの講習会では難しいですが、
聞いた事があるとないとでは違いますし、お客様により正確な情報を
伝えるために、今後も続けていきたいと思っています。