たまり飴

2013年02月25日

 

 2月のある日、我が家に1週間滞在した娘親子を川崎の自宅迄電車にて送る事となる。

仕事を終え、新町駅19時25分発の湘南新宿ラインにベビーカー、大きなバッグ、下げ袋等々、

相当な荷物と2歳の孫を伴って・・・。

 

ブログ写真ウッチィー

 

孫はあこがれの湘南新宿ラインに乗車で、気分は絶好調。

まもなくすると事故発生のアナウンス。

ウーッツ!

大変な帰省になる予感。

鴻巣駅で上野行きに乗り換えの指示あり。

どっこいしょと大きな荷物と孫を連れ、長ーいホームをとぼとぼと歩くことしきり。

その後赤羽、渋谷で乗り換え。

想定外ルートの難関渋谷駅。

階段を複数クリアしなければならない。

「この荷物どーすんの?」

娘は、おもむろに中高年の紳士に近づき

「荷物持っていただけますか?」と依頼しているではないか。

えーぇ!娘の行動にビックリ。母は強し?

紳士は快く大きなボストンバッグを持ってくださる。

「有難うございます。」

1箇所はスムーズに突破出来た。

いよいよ難関の私鉄の長ーい階段が3箇所。

よし!今度は私が挑戦。若者に

「すみません、荷物を持っていただけますか?」

「いいっすよー。俺体育会系すから。どっち方面っすか?」

「ホーム迄持って行きますよー。」

ま~感激。日本はまだまだ大丈夫!!

孫を小脇に抱え、階段を降りながら

頼もしい青年に感謝の気持ちを伝えなくてはと焦る。

そーだ!バックの中の“たむらやのたまり飴”をお礼に差し上げよう。

困った時のたまり飴!

 

ブログ写真 飴 ウッチィー

 

見ず知らずのお二人のご厚意で、23時過ぎ無事娘宅に到着。

感謝、感謝で1日の幕を閉じる。

終わりよければ全て良し!

納得。

:kissmark: ウッチィー