今年も4月14日〜20日まで『科学技術週間』です。
群馬県立産業技術センターでも、特別講演会と共に研究成果発表会が
開催されました。
企業との共同開発や新しく導入した分析機器の説明があり、
専門的で分からない分野もありましたが、日々の科学の進歩には
毎回驚かせられます
これは有名メーカーの3Dプリンターで造形したサンプル品です。
なんてリアルに造形されているのでしょう
他のメーカー品ではサポート材を除去する時に造形物まで破損して
しまうケースが多く、除去する労力や時間がかなりかかったそうです。
しかし、サポート材を水に溶ける材質に改良したので、繊細な造形物でも
破損の心配はなく、簡単に除去できるそうです。
工業機械や医療現場での臓器サンプル造形などで、今や大活躍の3Dプリンターですが、
どんどん進化しているのですね。
参加者からの質問も多かったです。
産業技術センターにも3Dプリンターがあり、依頼できるとのこと。
たむらやも、いつかお世話になる時があるかもしれませんね。
また研究発表会では、地道な実験を何回も繰り返しデーターを集め
ている苦労が、どの分野でも同じなんだと実感しました。
科学というと自分の生活範囲では関係ないと思っていても
身近な家電やバスマットまで、すべて科学が関係しているのですね。
何気なく見ている栄養成分値だってそうです。
何にでも興味を持つと、見えている表面的な部分だけではなく
その奥の原理や仕組みまで知りたくなるのではないでしょうか?