科学技術週間が始まっています。

2014年04月17日

今年も4月14日〜20日まで『科学技術週間』です。

群馬県立産業技術センターでも、特別講演会と共に研究成果発表会が

開催されました。

ポスター

企業との共同開発や新しく導入した分析機器の説明があり、

専門的で分からない分野もありましたが、日々の科学の進歩には

毎回驚かせられます:icon2_coldsweats02:

のぼり

これは有名メーカーの3Dプリンターで造形したサンプル品です。

骸骨

なんてリアルに造形されているのでしょう:icon2_wobbly:

他のメーカー品ではサポート材を除去する時に造形物まで破損して

しまうケースが多く、除去する労力や時間がかなりかかったそうです。

しかし、サポート材を水に溶ける材質に改良したので、繊細な造形物でも

破損の心配はなく、簡単に除去できるそうです。

工業機械や医療現場での臓器サンプル造形などで、今や大活躍の3Dプリンターですが、

どんどん進化しているのですね。

参加者からの質問も多かったです。

産業技術センターにも3Dプリンターがあり、依頼できるとのこと。

たむらやも、いつかお世話になる時があるかもしれませんね。

資料

また研究発表会では、地道な実験を何回も繰り返しデーターを集め

ている苦労が、どの分野でも同じなんだと実感しました。

科学というと自分の生活範囲では関係ないと思っていても

身近な家電やバスマットまで、すべて科学が関係しているのですね。

何気なく見ている栄養成分値だってそうです。

何にでも興味を持つと、見えている表面的な部分だけではなく

その奥の原理や仕組みまで知りたくなるのではないでしょうか?

パネル