群馬県食品工業協会が主催する講演会に、工場の人達と参加しました。
演題は「食中毒の最新の知見」です。
やはり最初の話は、話題の「レバ刺し」禁止決定でした。
牛の生レバーを飲食店で提供することを禁じることが正式に決定した
ことに関して、腸管出血性大腸菌感染症の重大さと、
過去の事例について講演がありました。
そして、食中毒菌の種類や、それぞれの特徴の講演がありました。
例えば、「ボツリヌス菌」
この菌は、25gで全世界60億人が死んでしまうほどの強力な菌だそうです。
そしてこれからの梅雨から夏場にかけての季節は、特に食中毒には気を
つけなければなりません。
高温多湿で細菌やカビの繁殖には絶好の条件が整う時節
要注意です
特に、火を通さない野菜・肉・魚は、寄生虫や細菌に汚染されている可能性が
あるという認識をもった方が良いそうです。
特に日本人は、刺身や寿司が大好き。世界でも寿司文化が広がっています。
美味しいものには「刺」がある。
それでも食べたいのが、人間の性なのでしょうか