初夏のある日、ダンボール業界では大手の会社に工場見学に行ってきました。
たむらやで使用しているダンボールも作っていただいています。
初めてのダンボール工場にワクワクです。
工場見学するには、決まったキャップとイヤホンを装着します。
なぜイヤホン?と疑問に思いながら、いざ工場内へ
おー暑い、それにうるさ〜い
声なんて聞こえない、だからイヤホンなのね。
説明によると、この暑さはダンボールとなる原紙同士を糊づけする作業の際に
熱が発生するからだそうです。
その糊の原料は「コーンスターチ」なんですって
それにしても、ここで作業する人は大変です。毎日がサウナ状態
真夏の暑さなんて、へっちゃらかも。
ダンボールができあがる工程順に丁寧に説明をしてもらい、
気分はすっかりダンボール専門家。
機械の早さに応じて、検査方法も人間の目視からカメラを使った検査になったそうです。
そういえば、工場内の作業は殆どが機械化していて、重要なところだけ人間が
チェックしているという感じです。
またリサイクルに対する体制も進んでいて、ダンボールを裁断した時に出る
端切れも自動的に回収され、まとめられるそうです。
そして加工処理をしてまた利用されるので、無駄がでない仕組みになっているとのことでした。
こんなに大きい工場が、率先して環境にやさしい工夫しているのですね
そして、工場内の安全指導も徹底して、このマークの箇所では
必ず誰もが「指差し確認」を実行していました。
もう、体に染み付いている感じです
何歳になっても、自分の知らない世界を知るのは楽しいです。
工場の皆さん、大変お世話になりました。