日本の漁獲量が減っているのは周知のとおりですが
当社でも以前から魚介類の仕入れ確保に苦心しています
今冬ついにたむらやの魚のみそ漬の中心である
北海道の鮭「銀聖」が極端に水揚げ量が減って
出荷ができないと通知が来ました。
「銀聖」というのは
「日高定置漁業者組合」が誇るブランド鮭で
日高山脈の清流に生まれて海に出た稚魚が
3~5年後に戻ってきた鮭を日高沖で定置網でとらえるのですが
網にかかった鮭すべてが
「銀聖」として扱われるわけではありません
その中でも大きさ体色が一定以上の基準を満たしたものを
「銀聖」と呼びますが
日高で水揚げされる鮭のうちのわずか数%です
ストックはあるのでまだ大丈夫ですが
今年のお歳暮分がどうなるか見通しが立っていません
最近の報道で鮭の漁獲量が激減している反面
クロマグロやブリが北海道で増えているとありました
大分前から鮭の漁にブリが大量にかかって
あまりブリの販売ルートがなかった北海道市場では
当初、扱いに困ったようですが新たな商品価値を見出して
前向きに売り込みを試みているようです
地球環境があまり変わってほしくは無いですが
そこで生活していく私たちも
柔軟に対応していかねばなりません
また環境保護の面でも自らを変える必要がありますね