漁獲量

2023年01月20日

日本の漁獲量が減っているのは周知のとおりですが

当社でも以前から魚介類の仕入れ確保に苦心しています


今冬ついにたむらやの魚のみそ漬の中心である

北海道の鮭「銀聖」が極端に水揚げ量が減って

出荷ができないと通知が来ました。


「銀聖」というのは

「日高定置漁業者組合」が誇るブランド鮭で

日高山脈の清流に生まれて海に出た稚魚が

3~5年後に戻ってきた鮭を日高沖で定置網でとらえるのですが

網にかかった鮭すべてが

「銀聖」として扱われるわけではありません

その中でも大きさ体色が一定以上の基準を満たしたものを

「銀聖」と呼びますが

日高で水揚げされる鮭のうちのわずか数%です


ストックはあるのでまだ大丈夫ですが

今年のお歳暮分がどうなるか見通しが立っていません


最近の報道で鮭の漁獲量が激減している反面

クロマグロやブリが北海道で増えているとありました

大分前から鮭の漁にブリが大量にかかって

あまりブリの販売ルートがなかった北海道市場では

当初、扱いに困ったようですが新たな商品価値を見出して

前向きに売り込みを試みているようです


地球環境があまり変わってほしくは無いですが

そこで生活していく私たちも

柔軟に対応していかねばなりません

また環境保護の面でも自らを変える必要がありますね