実は毎年、12月に若宮工場で《たくあん教室》が実施されています。
それも1回のみの開催なので、あまり告知はしていませんが
毎年、楽しみにしてくださるお客様もいる、人気?教室です。
今年は大根の生育が悪く、なかなか干し大根が出来上がりませんでした。
皆さん、自分でたくあんを漬けたことがありますか。
私も初心者だったので、体験してみました。
ここから体験レポートです
・たくあんの材料 (市販の漬物樽1樽分)
干し大根: 10本 (なるべく太さをそろえる)
米ぬか : 干し大根の5%
塩 : 干し大根の4%
そして漬物樽とビニール袋・中蓋(これ重要)・重石が必要です。
漬け方
1・米ぬかと塩を、固まりがないようにサラサラにします。
2・米ぬかのタルに塩を入れ、よく混ぜ合せます。
3・漬物樽にビニール袋を入れます。
4・3の底に、2を少量入れます。
5・その上に干し大根を平になるように入れます。
6・干し大根→2(米ぬか&塩)→干し大根→2の順に繰り返します。
この作業が思いのほか重労働です
太い大根だと、曲がらないず、平になりません。
何回も向きをかえたり、違う大根にしたりしながら(ここが楽しい)
たくあん先生(たむらやの従業員です)に、手伝ってもらいながら
やっと全部の干し大根が樽に入りました。
7・最後に、干し大根の葉を敷きつめます。
この時に、隙間を大根葉で埋めつるのがコツです。
8・中蓋をのせます。
(ここで中蓋がないと大騒ぎです)
9・重石をのせて、約1ヶ月ほど、干し大根から水が上がるまで待ちます。
たむらやのたくあん教室の良いところは、この1ヶ月間の
たくあんのお世話を「たくあん先生」がしてくれることです。
それも、こんなにりっぱな重石をのせてくれます。
(普通の家庭にはありませんよね)
漬物は、最初の重石が重要なので、しっかりと水が上がるまで
重さをかけます。
どんなになるか楽しみです。