蝋梅

2025年02月02日

夜の蠟梅

終業後、外に出て車まで歩く途中

お隣の蝋梅の香がふわっと漂ってきました

夜の蝋梅の香りは何とも言えない趣です

幽香とはこういうことを言うのでしょうか


昼間は小鳥が集まり花をつついています

ヒヨドリや雀、メジロなど

見ているとさほど待たずに次々に鳥がやってきます

透明感のある黄色い花と小鳥のさえずりで

初春の華やぎを感じさせる光景です


夜になって鳥たちがいなくなり

夜陰の静けさの中に仄かな香りを漂わせる蝋梅は

幽玄の境に誘うようです


俗世の住人である私はそのまま車に乗り込み

夕飯の献立に頭を切り替えました