うどんの群馬2

2022年08月06日

母の実家で出されるうどんは

途中から乾麺に変わっていきましたが

もともとは自家製粉の地粉だったと思います

腰などは無くいたって素朴なうどんでしたが

小麦の風味が感じられて

それはそれで美味しかったと記憶しています

県内のうどんを売りにしているお店では

うどんに金平がついてくることがよくあるので

「なんで金平なの」と母に聞いたことがあります

「油物が入るとうどんが美味しいから」と返事が返ってきました

金平=油物という認識が私には無かったのですが

昔の砂糖や油が貴重だった頃は

その両方を使う金平はハレの日の御馳走だったと母は言います

そういえば来客時や人寄せの時には

必ず金平が並んでいました

おもてなし料理だったのですね