草津のなおし湯《沢渡温泉》

2019年11月25日

全国的に有名な「草津温泉」からほど近い、吾妻地区にある《沢渡温泉》。

地元民は、温泉治療やリハビリで有名な病院の方が印象深いかも。

そんな沢渡温泉を再発見するため、行ってきました。

看板

ちょうど、紅葉の赤が綺麗な時期。

ビル群に囲まれた人達には、眩しい景色かも・・・

(地元民は、見慣れた山に囲まれた風景だけど)

道

温泉がたくさんある群馬県は、特に北毛方面には有名温泉どころが多く、

草津温泉・四万温泉・万座温泉等があります。

そして沢渡温泉は、草津温泉のpHが低い酸性泉で湯ただれをおこした、湯治客が

沢渡温泉のやわらかい湯で癒し、仕上げに湯にしたということから

「草津のなおし湯・仕上げ湯」と言われています。

ちなみに、群馬県民は県内を4つの地域に分けて呼んでいます。

北毛(ホクモウ)・中毛(チュウモウ)・西毛(セイモウ)・東毛(トウモウ)

日常的に使っています。

(ちなみに、たむらやは《中毛地域》にあります。)

いにしえの著名人で、沢渡温泉を訪れたと言われているのが

江戸末期の蘭学者・高野長英、歌人・若山牧水など。

無色透明の肌ざわりがやわらかい、硫酸塩泉に癒されたですね:icon2_confident:

案内

大きな温泉旅館やホテルがないので、華やかな温泉街をイメージしていると

驚くかも。

静養や湯治を目的としたり、日常の慌ただしさから開放されたいのなら

ぴったりの素朴な温泉地です。

神社

沢渡神社も風情があります。

また、地元民が使っている共同浴場も利用できます。

1回300円と格安で、シャンプー・ボディソープなどは持参で

シャワーもありません。

イメージは、草津温泉の共同浴場と同じです。

結構、熱めの温泉で、ほのかに硫化水素臭がし、肌がスベスベになりました:spa:

まさに「玉の肌」になっちゃいました:shine: