全国的に有名な「草津温泉」からほど近い、吾妻地区にある《沢渡温泉》。
地元民は、温泉治療やリハビリで有名な病院の方が印象深いかも。
そんな沢渡温泉を再発見するため、行ってきました。
ちょうど、紅葉の赤が綺麗な時期。
ビル群に囲まれた人達には、眩しい景色かも・・・
(地元民は、見慣れた山に囲まれた風景だけど)
温泉がたくさんある群馬県は、特に北毛方面には有名温泉どころが多く、
草津温泉・四万温泉・万座温泉等があります。
そして沢渡温泉は、草津温泉のpHが低い酸性泉で湯ただれをおこした、湯治客が
沢渡温泉のやわらかい湯で癒し、仕上げに湯にしたということから
「草津のなおし湯・仕上げ湯」と言われています。
ちなみに、群馬県民は県内を4つの地域に分けて呼んでいます。
北毛(ホクモウ)・中毛(チュウモウ)・西毛(セイモウ)・東毛(トウモウ)
日常的に使っています。
(ちなみに、たむらやは《中毛地域》にあります。)
いにしえの著名人で、沢渡温泉を訪れたと言われているのが
江戸末期の蘭学者・高野長英、歌人・若山牧水など。
無色透明の肌ざわりがやわらかい、硫酸塩泉に癒されたですね
大きな温泉旅館やホテルがないので、華やかな温泉街をイメージしていると
驚くかも。
静養や湯治を目的としたり、日常の慌ただしさから開放されたいのなら
ぴったりの素朴な温泉地です。
沢渡神社も風情があります。
また、地元民が使っている共同浴場も利用できます。
1回300円と格安で、シャンプー・ボディソープなどは持参で
シャワーもありません。
イメージは、草津温泉の共同浴場と同じです。
結構、熱めの温泉で、ほのかに硫化水素臭がし、肌がスベスベになりました
まさに「玉の肌」になっちゃいました