消費者庁主催「新たな加工食品の原料原産地表示制度について」説明会に参加しました

2017年12月15日

なにかと慌ただしい12月に、消費者庁主催の講習会が実施されました。

案内

この制度は、今年の夏から各地で説明会が開催されていました。

最初のころの説明会に参加した時は、

今まで「原料原産地名」を記載していなかった加工食品を扱っている会社からの

質問が多数あり、予定時間をオーバーしたほどです。

それなりの理由があり表記できなかったのですから、

この制度に対して混乱すると思います。

幸いに?、農産物漬物を主体としている当社では、原料原産地名を記載することは

基本だったので、戸惑いもありませんが、白熱する質疑応答を聞きながら

この先どうなるのかなと思っていました。

今回の説明会は食品会社だけではなく、保健所の職員も参加する大規模なものでした。

スクリーン

会場は群馬会館で、県内初の公会堂建築で昭和5年に建設されました。

なので、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」も活躍しています。

この制度を実施するにあたり、消費者庁はだいぶ民間企業からの意見を参考にしたようで

仕入れ等の関係で、一定の産地に特定できない場合などの処置として

「大括り表示」や「又は表示」も根拠となる資料があればOKということで

だいぶ、ハードルが下がったように感じます。

しかし、現在「原料原産地名」を記載することが義務となっている加工食品は

従来通りのということです:icon2_coldsweats01:

資料

分かり易い資料もいただき、ためになる説明会でした。