なにかと慌ただしい12月に、消費者庁主催の講習会が実施されました。
この制度は、今年の夏から各地で説明会が開催されていました。
最初のころの説明会に参加した時は、
今まで「原料原産地名」を記載していなかった加工食品を扱っている会社からの
質問が多数あり、予定時間をオーバーしたほどです。
それなりの理由があり表記できなかったのですから、
この制度に対して混乱すると思います。
幸いに?、農産物漬物を主体としている当社では、原料原産地名を記載することは
基本だったので、戸惑いもありませんが、白熱する質疑応答を聞きながら
この先どうなるのかなと思っていました。
今回の説明会は食品会社だけではなく、保健所の職員も参加する大規模なものでした。
会場は群馬会館で、県内初の公会堂建築で昭和5年に建設されました。
なので、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」も活躍しています。
この制度を実施するにあたり、消費者庁はだいぶ民間企業からの意見を参考にしたようで
仕入れ等の関係で、一定の産地に特定できない場合などの処置として
「大括り表示」や「又は表示」も根拠となる資料があればOKということで
だいぶ、ハードルが下がったように感じます。
しかし、現在「原料原産地名」を記載することが義務となっている加工食品は
従来通りのということです
分かり易い資料もいただき、ためになる説明会でした。