何かしらのアレルギーがある人が多い昨今、時に気を使うのが「食物アレルギー」なのでは
ないでしょうか。
幼児に発症する食物アレルギーは10年間で2倍に増加しているそうです。
そんな関心の高いテーマーの公開講座が、群馬県健康福祉部 食品・生活課食品安全推進室が
主催となって開催されました。
2年前に施行された「食品表示法」でも、アレルギー表示については重要視しており
食品を製造メーカーも、記載漏れのないよう神経を使っています。
ただ、消費者の為に改正された「食品表示法」も、その内容を消費者が理解している
事が少ないように感じます。
「消費者に知ってもらう」その事が次の課題だと思います。
消費者が正しい情報を身につけているれば、悪徳な食品メーカーが減っていくのでは
ないでしょうか。
今回の講座では、新しく県が作成した「正しく知ってる?食物アレルギー」という
パンフレットの説明があり、作成チームメンバーでのパネルディスカッションもありました。
このパンフレットは、これから保健所や福祉施設等で販売されるそうです。
1部20円みたいです。
講師は、大学病院の小児科の医師なので専門的な話が多く、大変勉強になりました。
講座に参加した人も、栄養士や養護教員・保育など関係深い職業の方が多く
「食物アレルギー」は、どこの施設でも心配の多い課題なんだと思いました。
また幼児に発症しても、大人になると治るケースもあるので
個人あった治療法を早く見つける事も、重要らしいので、
専門医に相談してみるのもいいのかもしれませんね。