2月中旬に行われた、食品産業講演会
《日本人が古くから親しんできた『植物性乳酸菌』の素敵な話》に参加しました。
講師は、乳酸菌を研究している第一人者として高名な、岡田早苗先生です。
先生は、高崎健康福祉大学農学部教授でもあります。
すっかり、健康イコール乳酸菌のイメージが定着しましたが、
その背景には、岡田先生の功績が大きく
まず様々な菌の中から、乳酸菌を単離する事が難しかった時代に
乳酸菌選択培地の完成や、乳酸菌異性体新決定法を確立されたそうです。
このような技術革新により、新しい乳酸菌の発見や効果効能の研究が進む、
私たちは、植物性乳酸菌入り食品を、手軽に購入できるようになったのです。
公演中、先生が大手食品会社と共同開発した食品の紹介もあり、
知っている商品ばかりで驚きました
先生曰く、日本人は昔から自然に、植物性乳酸菌を摂取しているそうです。
そう!野菜の漬物です
保存食として、野菜類を塩や調味料を使い漬物にしてきました。
地域によっては、ズバリ「乳酸菌漬物」と言えるものもあるそうです。
漬物業界の者として、大変興味深いお話ばかりで、あっと言う間の
講演会でした。
先人の知恵って、本当に凄いのですね。