今年も残すところあと1ヶ月半ですね。
たむらやも会員になっている「群馬県食品工業協会」が主催する
工場見学会が行なわれました。
食品会社では、年末年始の繁忙期に向けての製造で忙しい時期ですが
見学先が急成長を遂げた豆腐の「相模屋」様なので、30数名が参加した
賑やかな見学会となりました。
現在、相模屋様が工場見学を受け付けておらず、特別なご配慮だったそうです。
工場内の写真は公開できませんが、とても衛生的な工場で
何より工場機械を上手に利用さています。
工業機械の展示会で、よく見かける機械が何台もありましたが、
実は相模屋様のオリジナルが多いそうです。
たむらやもそうですが、製造している原料の特性によって、機械メーカーに
協力していただき、オリジナル仕様にすることはよくあります。
機械いじりの好きな社長だと、自分で改造しちゃう会社もあるみたい
そのくらい、食品会社で使用する機械って、マニア?には魅力的らしいです
(メンテナンスが大変みたいだけど)
キビキビと動くアームロボットや、重量を計測する機械、箱詰めする機械と
様々な機械がありましたが、飛躍する当初は「豆腐屋が」機械を導入するための
苦労が絶えなかったそうです。
豆腐業界の常識や縛りを振り払い、アイデアと努力あっての繁栄なのですね。
大変、勉強になりました。ありがとうございました。
それから一行はお昼ご飯を食べ、赤城山の南面に移動。
群馬では有名な桜の名所「赤城の千本桜」の隣にある施設
「電力中央研究所赤城試験センター」に向かいます。
赤城の千本桜を見に行った人の中には、大きな鉄塔が気になったことがあるのでは。
その鉄塔は外観を配慮して、下側は「ピンク色」に塗られています。
電力中央研究所は、電気事業の総合研究機関として1951年に設立され、
赤城試験センターは1964年に開設されました。
敷地面積は約85万㎡と広大で、山の地形を利用した実験も多くしています。
広いので移動は車で、野生動物も生息しているので2人組み行動です。
大手電力会社からの実験依頼も多く、安全に電気を利用できる為に
様々な検証実験(気の遠くなるような地道な実験もありました)を行なっているそうです。
見学会に参加するたびに思うことですが、知らない世界がまだまだあることに驚かせられます。
実りの多い1日でした。主催していだいた関係者の方々、お世話になりました